武士道セブンティーン!!
めっちゃムカツク。
何でこんなえらそうなの。
第一そんな時間掛かってないよね。竹刀取りに行っただけだもん。
短気なんだ。こいつ気ィ短いんだな。絶対女に面倒くさがられるよこういう奴。
「あーあーあーあー。すいませんねェお待たせして。
とっと準備しますよ、防具貸せやコラァ」
「試合の名目買えて喧嘩でもすっか。
殴り合い蹴り合い取っ組み合い、頭突き足掛け
何でもありの。
俺が相手になってそのクソ生意気な口塞いでやるよ」
「アンタが言うと卑猥に聞こえるのは何故だ。
無駄にお色気ムンムンな女ヅラだからか」
「フン。
安心しろ、俺は例え世界に女がお前しか居なくても、死んでもお前だけは相手にしねぇ」
「言ってろハゲ。あたしだってどれだけ金積まれてもアンタの女になるのだけは御免だよ」
「可愛くねー女」
「あたしに可愛げあったら怖いだろ。
アンタがその仏頂面のくせしてデレデレしてるくらい気持ち悪い」
「お前いつか殺してやるからな」