武士道セブンティーン!!
「さて宮本君」
「…………」
いつも柔らかい表情の近藤まで怖い。
つーか元々怖面を笑顔でカバーしてた人だから笑顔無くなったら最早恐怖でしかない。
「な、何でしょうか」
「単刀直入に聞くが、誰にやられた?」
もう誰かにやられたと決め付けてるんですね。
でも誰かにやられたことに間違いはないから何も言わない。
「芹沢さん、て人です」
「…………」
近藤がため息をついた。
何か皆の眉間のシワが濃くなったような。
「やはりか……」
「?」
その言葉に首を傾げる。