武士道セブンティーン!!
「はぁ?」
土方は怪訝そうに眉をひそめた。
これ以上言っても仕方が無い。
そもそも、為三郎のことを伏せて説明しているので、あたしの言ってる状況も何も理解できていないのだ。
少しムキになりすぎた。
「…………もういいです」
「おい、宮本!」
「生意気なこと言ってすいませんでした。
でもあたしは謝りません。正しいことをしたまでなので」
あたしはそのまま部屋を後にした。
「あー、もう」
…………めんどくさい。
あたしが被害者なこと、あの人ら忘れてるんじゃないだろうか。