武士道セブンティーン!!
あたしが早く下ろせ、と思っていると、沖田は何故かくるりと方向転換した。
……ん?
あれ、何で?ここで話すんじゃないの?
方向転換したことで、部屋を見ることができた。
7人の男を確認できた所で、いきなり体が解放された。
…………ン?解放?
ドサッ!
「ぐっ……?!」
手を離されたあたしは、いきなり床に落下した。体が強く打ち付けられる。
「総司!何やっているんだっ」
側頭部を強打し、一瞬頭が真っ白になる。目の前にお星サマが浮かび、あたしを嘲るように消えていった。