武士道セブンティーン!!
「……………」
全員唖然としあたしを見ている。そりゃ当たり前か。
今まで敬語で話していた、てゆうか基本常に標準語で喋るあたしも、生まれ育ちは生粋の京都である。
もちろん、周りは関西弁(京都弁?)なワケで。
あたしは普段標準語だけれども、キレると地の関西弁が出るという特徴があった。
「シバき倒されたいんか自分ら。調子乗んのもええ加減にしぃよ」
「…………」
「ひどい顔。ちゃうやろ。ちゃうよなぁ?顔が酷いんやない、疲れが酷いんや。日本語はマトモに使え性悪男」
「…………」
あたしの豹変ぶりに誰も声が出ないらしい。