武士道セブンティーン!!
「オイ姉ちゃん。今のうちに正直に吐いといた方が身のためだぜー」
不気味発言の男がさも可笑しそうに笑いながら言った。何かムカツクなコイツ。
じろりと見るが、ニヤニヤと笑うだけだ。キモ。ウザ。
「ねぇ宮本さん。本当に未来から来たの?」
沖田が言った。
「信じたくないですけど。現にあたしは
1863年のこの時代にいるんです。逃れようもないですね」
ふぅと息をついた。こんな目に遭ってもなお、たいして動揺していない自分には呆れる。
そんなあたしを見てか、土方は低い声で言った。