武士道セブンティーン!!
「使えねぇ奴は女も男も浪士組にはいらねぇ。そのくせ素性も曖昧な奴だ。まだ疑いも晴れてねぇしな」
「…………」
「疑いって何ですかー?」
そう言った沖田に土方は呆れたように目を細めながら、
「未来から来たっても、長州の間者であることが晴れた訳じゃねぇだろ。しっかりしろよ総司」
「あー。そうでしたねー」
沖田は分かってなさそうに言う。
「おい斎藤。コイツ、どっかの空き部屋にでも突っ込んどけ」
「御意」