二重人格神様~金と碧の王~
夜会
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「あぁ、そうか。アレスの奴、話したのか」
「は…はい」
グレンさんと少しおかしな時間を過ごしたあと、アレスが迎えに来て、部屋に戻ってきた。
それから、ご飯を食べ、お風呂にはいり、いつも通り海鈴さんを待つこと数時間、帰って来た。
ご飯も食べたし、着替えも終わったと笑顔を浮かべながらベッドに座る彼は、日中のグレンさんではなく、海鈴さん。
その事に、少しホッとしあの夜会のことを聞いた。
本人が言うまで聞かないつもりだったけれど、海鈴さんを見ているとグレンさんを思い出してしまう、だから、それを誤魔化すために夜会について聞いたのだ。
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