二重人格神様~金と碧の王~




「……あ」



「……え?」

ほぼ、同時だったと思う。




予想外の事に間抜けな声が口から出たと思うと、沈黙が訪れる。


時間が止まったような…そんな感覚に襲われたのもつかの間。



「き」

「き?」


「き、きゃああ!」


私の悲鳴が部屋中に鳴り響いたのだった。




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