二重人格神様~金と碧の王~
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「あ、あの、グレンさん!だ、だめっ...やっ」
「だめ?それにしては...身体は反応してるみたいだけど」
グレンさんと初めて身体を重ねてから、数日が経過した。
あの夜から、グレンさんは何かと理由をつけて私を抱くようになっていた。
それは、もう、場所も昼夜も関係なく。
駄目と言ってもやめるこはなく、私が果てても続けることも何回もあった。
「ぐ、グレンさん!やめ、ないと...フェイ、ランっ...さ、あっ...来ちゃ、う、から」
その日も執務室で、机にわたしを押し付け後ろから、乱暴に。
こうなってのも、フェイランさんに荷物運びを手伝わされ来たのがきっかけ。
朝もしたので、つい、油断をした所にいきなり、襲われた。
「だ、め...や、だっ」
「嫌じゃないだろ。あ、それとも、違う体勢がいいなら、叶えてやらないこともない」
そ、そうじゃなくて...!
海鈴さんと時と違い、回数の多さに私の身体はこの数日で限界に近かった。
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