二重人格神様~金と碧の王~


***

「あ、あの、グレンさん!だ、だめっ...やっ」


「だめ?それにしては...身体は反応してるみたいだけど」


グレンさんと初めて身体を重ねてから、数日が経過した。


あの夜から、グレンさんは何かと理由をつけて私を抱くようになっていた。


それは、もう、場所も昼夜も関係なく。


駄目と言ってもやめるこはなく、私が果てても続けることも何回もあった。


「ぐ、グレンさん!やめ、ないと...フェイ、ランっ...さ、あっ...来ちゃ、う、から」


その日も執務室で、机にわたしを押し付け後ろから、乱暴に。

こうなってのも、フェイランさんに荷物運びを手伝わされ来たのがきっかけ。


朝もしたので、つい、油断をした所にいきなり、襲われた。


「だ、め...や、だっ」

「嫌じゃないだろ。あ、それとも、違う体勢がいいなら、叶えてやらないこともない」


そ、そうじゃなくて...!


海鈴さんと時と違い、回数の多さに私の身体はこの数日で限界に近かった。


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