13才、身籠りました。
その日の放課後、あかりは部活を休んであたしと一緒に帰っていた。 


「初音、大事な話しがあるんだけど、いい?」


「?いいよ?」


あたしはただならぬ空気を感じていた。 


「初音…あんた妊娠してるかも…。」


えっ? 

妊娠? 




セックスが、子供を作る為の行為だということは知っていた。 


だけど、まさか自分が妊娠するなんて…考えたこともなかった。





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