13才、身籠りました。
「パパ、お兄ちゃん…、 大事な話しがあるの…。聞いてくれる?」 


最後まで言い切ったあたしはすでに半泣き状態だった。 


「どうした初音?? 
いいよ。パパとお兄ちゃんに話してごらん?」


あたしは 


言った。 





「あたしの中に、赤ちゃんがいるの…。」
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