13才、身籠りました。
教室に入ったあたしが真っ先に感じたのは、視線。 

新井こうじがあたしをじっと見ていた。 

「負けてたまるかよ!」

あたしは睨まれているんだと思い、睨みかえした。

「もぉー初音!!何してんのぉ??」

話しかけてきたのは
島浦あかり。 

明るくって、超かわいい あたしの大親友。

「あっ!ゴメンあかり。
また同じクラスだったね」


「今気付いたでしょ!(怒)…まぁいいけどさ。  ところで何で今新井くんと睨み合ってたの?」




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