[完]バスケ王子に恋をして。
「別に理由はないけど……」

咲羅はそこまで言うと腕を組んでどこかの方向を見ている。

「けど……?」

俺が続きを聞いて見たけど反応がない。

俺もその方向を見ようとしてみると……

ーギュッ……

……は?……

「おい!!離せよ!!」
「ちょっと黙ってろ」
「おいいい加減に「春樹一回うちに手を回せ」

こいつ何言ってんだ?

ありえねーだろ!!

「いや、無理「いいから早く回せよ!!」

咲羅がキレそうだったからいわれるがままに手を回した。
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