[完]バスケ王子に恋をして。
「だから……春樹にはまだチャンスがあると思うんだよ」
「咲羅……」
咲羅はかき氷を食べるのをやめてこっちを向いた。
俺をしっかりと咲羅の目を見る。
「別れようぜ…?うちら……」
咲羅が寂しいように愛想笑いで呟いた。
「本当にごめんな……?
うち……春樹のこと応援するからな……。
春樹なら大丈夫だ!!海斗から奈未なんて奪っちまえ!!」
「咲羅……」
咲羅って……こんないい奴だったか……?
「……奈未は……きっと……いや、絶対お前のものになる!!」
俺の背中をバシッと叩く。
「咲羅……」
咲羅はかき氷を食べるのをやめてこっちを向いた。
俺をしっかりと咲羅の目を見る。
「別れようぜ…?うちら……」
咲羅が寂しいように愛想笑いで呟いた。
「本当にごめんな……?
うち……春樹のこと応援するからな……。
春樹なら大丈夫だ!!海斗から奈未なんて奪っちまえ!!」
「咲羅……」
咲羅って……こんないい奴だったか……?
「……奈未は……きっと……いや、絶対お前のものになる!!」
俺の背中をバシッと叩く。