[完]バスケ王子に恋をして。
「つか、海入んないのか?」

さっきから奈未が海に入ってるところを見てない。

「えっ……?……実は私……カナヅチなの……」

ああ……そういうことか……。

「春樹は?入って来ないの?」
「俺?……別にいいや。奈未泳がないし……」
「いいんだよ?泳いで来ても?」

いや……泳ぐのより奈未のほうが大事だし・……。

「泳いでも一人だし……楽しくないだろ?だから奈未といるほうがいい」
「っ……///」

奈未の顔が一気に赤くなる。

つか、俺何こっ恥ずかしいこと言ってんだよ!!

「いいよ!!泳いで来てよ!!」
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