[完]バスケ王子に恋をして。
「おい!!奈未!!しっかりしろ!!」

俺が奈未の体を揺するが目を開ける気配すら感じない。

「奈未!!」

俺は奈未の口と胸に耳を傾ける。

心臓の鼓動がものすごく速くて息があがっている。

「マジかよ……」

俺は奈未を横にさせて心臓マッサージと人工呼吸を交互に始める。
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