[完]バスケ王子に恋をして。
「お、奈未ちゃんだ!!おかえりー」

日向くんの明るい声で男性人は私に気付く。

「うん、何かごめんね……」
「いや、大丈夫だよ?もう体調は大丈夫?」
「うん!!異常無し!!」

親指を立たせてグッドポーズをする。

「奈未ちゃん復活だー!!」
「イェーイ」

何かうちらテンション高くない?

「日向くんあんまり奈未をはしゃがせないでよ?病み上がりなんだから」

夏恋が呆れたように言う。

「おー……つかさ、夏恋いつになったら俺のこと名前で呼んでくれるわけ?」
「……え……?……日向くんって呼んでるよ?」
「“くん”いらない。俺ら付き合ってんだから気にし「あわわわわ!!」

日向くんの言葉を遮るように夏恋が口を抑えた。

っていうか……今聞き慣れない言葉が出てきたんんですけど……

「お前ら付き合ってんの?」

春樹が日向くんを睨みつけるように聞く。

「さぁ……?……何のことやら……」
「日向お前俺に隠し事してんのか?」

ヒイッ!!

春樹もうやめてよ!!
日向くん超ビビってるし……。





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