[完]バスケ王子に恋をして。
「あー腹減ったー」
咲羅がロビーのソファーに倒れ込む。
「腹減ったって…咲羅…まだ3時だよ…?」
日向と顔を合わせて苦笑いしながら夏恋ちゃんが言う。
「おーい…奈未起きろー」
「……」
…起きねーし……
「奈未ー」
「…ん…?」
ゆっくり奈未が目を開ける。
「起きたか?」
「…ん…ここどこ…?」
眩しそうに目を細める。
「ホテルのロビー。つか、足大丈夫か?」
そっと俺の背中から奈未を降ろしてソファーに座らせる。
「んー…大丈夫だと思う。傷も深くないし……」
「そっか…ならよかった……」
俺もソファーに腰掛ける。
「…春樹ありがとね……。私いつの間にか寝てた…」
寝てたってことは…あれは寝言か…?
「別に。疲れてるんだからしょうがねーよ」
奈未は自分であんなことを言ったことを知っているんだろうか……?
「あ!!夏恋ハンカチ後で洗濯して返すね?」
「うん。わかった」
………さすがに本人は気付いてねーよな?
この様子じゃ………
咲羅がロビーのソファーに倒れ込む。
「腹減ったって…咲羅…まだ3時だよ…?」
日向と顔を合わせて苦笑いしながら夏恋ちゃんが言う。
「おーい…奈未起きろー」
「……」
…起きねーし……
「奈未ー」
「…ん…?」
ゆっくり奈未が目を開ける。
「起きたか?」
「…ん…ここどこ…?」
眩しそうに目を細める。
「ホテルのロビー。つか、足大丈夫か?」
そっと俺の背中から奈未を降ろしてソファーに座らせる。
「んー…大丈夫だと思う。傷も深くないし……」
「そっか…ならよかった……」
俺もソファーに腰掛ける。
「…春樹ありがとね……。私いつの間にか寝てた…」
寝てたってことは…あれは寝言か…?
「別に。疲れてるんだからしょうがねーよ」
奈未は自分であんなことを言ったことを知っているんだろうか……?
「あ!!夏恋ハンカチ後で洗濯して返すね?」
「うん。わかった」
………さすがに本人は気付いてねーよな?
この様子じゃ………