[完]バスケ王子に恋をして。
「俺ここでバスケの選手に会ったことあるんだぜ?」
「え!?そうなの?」
「まだその人が高校生の時だったかな……?俺が小6だった時いつもどうり練習しに来たら背高い人がいてさ……その人めっちゃシュートの練習してて……どこからの角度からでも必ず決めるし……俺が驚いて見てると話し掛けてくれて……その時いろいろ教えてくれてさ……帰る時にこのバンドくれてさ……」
俺は腕に付けてる赤いバンドを奈未に見せた。
「あ、このバンドいっつも付けてるよね?でも何かどっが見たことあった気が……そんな思い出があったんだね!!」
「3年後にその人プロになってて……今じゃ全日本のエース。すげーよな?」
俺は思わず笑ってしまった。
「え……?全日本のエース……?」
奈未が口を開けて聞いてくる。
「ああ……同じ高校で藤峯竜基(ふじみねりゅうき)っていうんだけどな……?知ってる?」
「知ってるもなにも……その人私のお兄ちゃん……」
「へー……そうなんだ……っては!?」
思わず大きな声を出してしまった。
「奈未の……お兄ちゃん……!?」
「うん……。お兄ちゃんの影響で海斗もバスケ始めたの……」
そうだったのか……。
「竜基選手……と一緒に住んでんの?」
「うーん……住んでるっていったら住んでるけど……いつも寮に入ってるから年に一回しか帰って来ないけどね?」
「へー……すげーな……」
また奈未の家庭事情が知れた気がした。
「っていうか春樹バスケしないの?」
「へ?バスケ?」
「だってここ来たってことはバスケやるんでしょ?」
「まぁ……いつもはそうだけど……でも……」
チラッと奈未を見る。
「え!?そうなの?」
「まだその人が高校生の時だったかな……?俺が小6だった時いつもどうり練習しに来たら背高い人がいてさ……その人めっちゃシュートの練習してて……どこからの角度からでも必ず決めるし……俺が驚いて見てると話し掛けてくれて……その時いろいろ教えてくれてさ……帰る時にこのバンドくれてさ……」
俺は腕に付けてる赤いバンドを奈未に見せた。
「あ、このバンドいっつも付けてるよね?でも何かどっが見たことあった気が……そんな思い出があったんだね!!」
「3年後にその人プロになってて……今じゃ全日本のエース。すげーよな?」
俺は思わず笑ってしまった。
「え……?全日本のエース……?」
奈未が口を開けて聞いてくる。
「ああ……同じ高校で藤峯竜基(ふじみねりゅうき)っていうんだけどな……?知ってる?」
「知ってるもなにも……その人私のお兄ちゃん……」
「へー……そうなんだ……っては!?」
思わず大きな声を出してしまった。
「奈未の……お兄ちゃん……!?」
「うん……。お兄ちゃんの影響で海斗もバスケ始めたの……」
そうだったのか……。
「竜基選手……と一緒に住んでんの?」
「うーん……住んでるっていったら住んでるけど……いつも寮に入ってるから年に一回しか帰って来ないけどね?」
「へー……すげーな……」
また奈未の家庭事情が知れた気がした。
「っていうか春樹バスケしないの?」
「へ?バスケ?」
「だってここ来たってことはバスケやるんでしょ?」
「まぁ……いつもはそうだけど……でも……」
チラッと奈未を見る。