[完]バスケ王子に恋をして。
手紙を読み終わって俺は涙を流していた。
いきなり過ぎる……。
何で……?
「奈未ね?強くなりたいって言ってたわよ?誰にも迷惑かけないようにって」
「……何も迷惑なんてかけてないじゃん……」
「携帯も解約するって。俺らにも会わないってさ。ひどいことする奴だ……」
「……本当ですね……」
「もう春樹以外の人は知っていた。奈未はお前の為に強くなるんだ……お前のやる事はわかってるだろ?」
「……わかってます……こっちも奈未が戻ってきたらちゃんと守れるような俺になりますから」
……見てろよ……奈未……。
「それと……奈未がこれをって……」
渡されたりのはあの指輪。
「帰ってきた時にもう一度頂戴って言ってたわよ?」
「……わかりました……」
さすがに指輪返してもらっちゃ傷つくわ……。
俺は指輪を握り締めながら新しい未来へと歩き出した。
いきなり過ぎる……。
何で……?
「奈未ね?強くなりたいって言ってたわよ?誰にも迷惑かけないようにって」
「……何も迷惑なんてかけてないじゃん……」
「携帯も解約するって。俺らにも会わないってさ。ひどいことする奴だ……」
「……本当ですね……」
「もう春樹以外の人は知っていた。奈未はお前の為に強くなるんだ……お前のやる事はわかってるだろ?」
「……わかってます……こっちも奈未が戻ってきたらちゃんと守れるような俺になりますから」
……見てろよ……奈未……。
「それと……奈未がこれをって……」
渡されたりのはあの指輪。
「帰ってきた時にもう一度頂戴って言ってたわよ?」
「……わかりました……」
さすがに指輪返してもらっちゃ傷つくわ……。
俺は指輪を握り締めながら新しい未来へと歩き出した。