[完]バスケ王子に恋をして。
「そっか……」
二人は話し終わると下を向いて黙り込んでしまった。
「私どうしたらいいんだろ……」
「春樹くんだって同じこと考えてるんだろうな……」
そうだろうね……。
さっき凄い深刻そうな顔してたし……。
「咲羅だったらどうする?」
夏恋が咲羅に話を振った。
「……へ?」
「だって……咲羅が芸能人で奈未の気持ち一番わかると思うし……もし海斗くんとフライデーされたらどうする?」
「……どうするって……その時になんないとわかんないし……」
「でも明日スクープされるかも知れないとしたら?咲羅だったらどうする?」
「んー……でもうちの場合うちだけが仕事にしか被害を与えないだろ?だったらそのまま付き合ってるかもな……」
「そっか……」
海斗はもうバスケの選手じゃないしね……。
仕事に被害があるのは咲羅だけか……。
「私……公表してもいいんじゃないかなって思う」
「え……?」
いきなり夏恋がそんなこと言うからびっくりした。
「私芸能界のことなんてさっぱりわかんないけど……春樹くんの人気は下がらないと思うよ?男の人だし……私はNANAの仕事は多少支障が出てもちゃんと公表すれば黙ってるよりはいいんじゃないかな?私はそう思う」
そっか……公表するっていう考えもあるんだ……。
今まで別れるか黙って認めるかノーコメントにするかで迷ってたけど……公表するっていうのもあるのか……。
「それに……私春樹くんと奈未……お似合いだと思うよ?」
「え……?」
「私……初めて二人見た時お似合いだなって思ったもん……だからきっとファンのみんなもわかってくれるよ……ね、咲羅?」
「あぁ……うちも夏恋の意見に賛成だ……それにうちもそのうちバレるんなら公表したほうがいいのかな……なんて思ってたし……いい機会なんじゃねーの?」
二人共……やっぱり大好きだよ……!!
「わかった!!ありがと!!おかげでいろいろ考えてみるよ!!公表することも春樹と話してみるね?本当に二人共大好き!!」
そういって二人に抱きついた。
私……ちょっと勇気を出してみよっかな……。
それから私達は明日オフということもあって咲羅の家に泊まって3人で朝まで語り明かした。
二人は話し終わると下を向いて黙り込んでしまった。
「私どうしたらいいんだろ……」
「春樹くんだって同じこと考えてるんだろうな……」
そうだろうね……。
さっき凄い深刻そうな顔してたし……。
「咲羅だったらどうする?」
夏恋が咲羅に話を振った。
「……へ?」
「だって……咲羅が芸能人で奈未の気持ち一番わかると思うし……もし海斗くんとフライデーされたらどうする?」
「……どうするって……その時になんないとわかんないし……」
「でも明日スクープされるかも知れないとしたら?咲羅だったらどうする?」
「んー……でもうちの場合うちだけが仕事にしか被害を与えないだろ?だったらそのまま付き合ってるかもな……」
「そっか……」
海斗はもうバスケの選手じゃないしね……。
仕事に被害があるのは咲羅だけか……。
「私……公表してもいいんじゃないかなって思う」
「え……?」
いきなり夏恋がそんなこと言うからびっくりした。
「私芸能界のことなんてさっぱりわかんないけど……春樹くんの人気は下がらないと思うよ?男の人だし……私はNANAの仕事は多少支障が出てもちゃんと公表すれば黙ってるよりはいいんじゃないかな?私はそう思う」
そっか……公表するっていう考えもあるんだ……。
今まで別れるか黙って認めるかノーコメントにするかで迷ってたけど……公表するっていうのもあるのか……。
「それに……私春樹くんと奈未……お似合いだと思うよ?」
「え……?」
「私……初めて二人見た時お似合いだなって思ったもん……だからきっとファンのみんなもわかってくれるよ……ね、咲羅?」
「あぁ……うちも夏恋の意見に賛成だ……それにうちもそのうちバレるんなら公表したほうがいいのかな……なんて思ってたし……いい機会なんじゃねーの?」
二人共……やっぱり大好きだよ……!!
「わかった!!ありがと!!おかげでいろいろ考えてみるよ!!公表することも春樹と話してみるね?本当に二人共大好き!!」
そういって二人に抱きついた。
私……ちょっと勇気を出してみよっかな……。
それから私達は明日オフということもあって咲羅の家に泊まって3人で朝まで語り明かした。