[完]バスケ王子に恋をして。
「ん……」
目を覚ますとカーテンの隙間から明るい日差しが私に降り注いでくる。
ープルルル
眩しいと思っていると私の携帯が鳴った。
咲羅と夏恋はまだ寝てるし……私は部屋から出て携帯とわの画面を確認した。
“葵”
久しぶりの葵からの電話でテンションが上がる。
私は勢いよく通話ボタンを押した。
「もしもし?」
<あ、奈未?今大丈夫?仕事じゃない?>
「うん、大丈夫。今日オフで今咲羅の家に泊まりに来てたから」
<そっか……あのね……私今日で8ヶ月になったんだ>
「え!?そうなの!?あともうちょとだね!!頑張ってね!!」
<うん、ありがと……それでさ……生まれたら奈未に歌を作って欲しいんだけど……>
「へ……?」
思ってもいないことをいきなり言われたから変な声が出る。
<私達の赤ちゃんの為に曲を作って欲しいなーと思って……そんな本格的なのじゃなくていいんだよ?ただサビだけを作ってくれるだけでいいんだけど……ダメかな……?>
サビだけか……私作曲したことないから歌作れるかわからないけど……
「うん……じゃあ頑張ってみるね?曲作れなかったら詞だけ書くからそれに適当な音楽つけてくれない?」
<うん、わかった!!ありがとう!!>
そして私と電話を切って部屋に戻った。
「あ、奈未起きてたの?起きてたなら起こしてよー!!」
不満そうに私に怒る夏恋。
「ごめんごめん」
「とか言って私達が普通に話しているのに目を開かないっていうね……咲羅」
「ね……疲れてるんだよ」
咲羅はひたすら綺麗な寝顔で眠っている。
「ねぇ、公表する時って何でするのがいいんだろ?」
「うーん……会見とかブログとかあるけど……ほとんどの人はFAXをテレビ局に送ってない?」
「そっか……」
「奈未と春樹くんなら大丈夫だよ」
「え……?」
「もう離れたりしないで……?私も悲しくなる……NANAとバスケ王子なら大丈夫だよ!!自信持って?」
「……うん、ありがと」
私はその後夏恋が作ってくれた朝ご飯を食べて咲羅の部屋でゴロゴロしてから咲羅の家を出た。
私には……やらなきゃいけないことがあるから……
目を覚ますとカーテンの隙間から明るい日差しが私に降り注いでくる。
ープルルル
眩しいと思っていると私の携帯が鳴った。
咲羅と夏恋はまだ寝てるし……私は部屋から出て携帯とわの画面を確認した。
“葵”
久しぶりの葵からの電話でテンションが上がる。
私は勢いよく通話ボタンを押した。
「もしもし?」
<あ、奈未?今大丈夫?仕事じゃない?>
「うん、大丈夫。今日オフで今咲羅の家に泊まりに来てたから」
<そっか……あのね……私今日で8ヶ月になったんだ>
「え!?そうなの!?あともうちょとだね!!頑張ってね!!」
<うん、ありがと……それでさ……生まれたら奈未に歌を作って欲しいんだけど……>
「へ……?」
思ってもいないことをいきなり言われたから変な声が出る。
<私達の赤ちゃんの為に曲を作って欲しいなーと思って……そんな本格的なのじゃなくていいんだよ?ただサビだけを作ってくれるだけでいいんだけど……ダメかな……?>
サビだけか……私作曲したことないから歌作れるかわからないけど……
「うん……じゃあ頑張ってみるね?曲作れなかったら詞だけ書くからそれに適当な音楽つけてくれない?」
<うん、わかった!!ありがとう!!>
そして私と電話を切って部屋に戻った。
「あ、奈未起きてたの?起きてたなら起こしてよー!!」
不満そうに私に怒る夏恋。
「ごめんごめん」
「とか言って私達が普通に話しているのに目を開かないっていうね……咲羅」
「ね……疲れてるんだよ」
咲羅はひたすら綺麗な寝顔で眠っている。
「ねぇ、公表する時って何でするのがいいんだろ?」
「うーん……会見とかブログとかあるけど……ほとんどの人はFAXをテレビ局に送ってない?」
「そっか……」
「奈未と春樹くんなら大丈夫だよ」
「え……?」
「もう離れたりしないで……?私も悲しくなる……NANAとバスケ王子なら大丈夫だよ!!自信持って?」
「……うん、ありがと」
私はその後夏恋が作ってくれた朝ご飯を食べて咲羅の部屋でゴロゴロしてから咲羅の家を出た。
私には……やらなきゃいけないことがあるから……