[完]バスケ王子に恋をして。
「ピロリン♪」

俺が公園でバスケをしているとメールが来た。
俺はバスケをやめてからブランコに座ってケータイを開いてメールを見た。


<奈未です!!今家に着きました。登録よろしく!!>

奈未からだった。

<メールしてくれてサンキュー。家に無事着いてよかったな。俺もバスケ終わったら家に帰る。>

俺はすぐに返信した。

するとすぐに

<気を付けてね。私は明日のためにちょっと練習します!!>

と返信が来た。
返信はやっっ!!

明日…?

<明日何かあんの?>
<うん!!試験がある!!>

試験…?もしかしてあの過酷な試験か…?

<もしかして奈未、バスケのマネージャーの試験受けんの?>
<うん。小中とバスケのマネージャーだったから。だから絶対マネージャーになるもん!!>

奈未マネージャーだったんだ……。

<そっか!!頑張れよ!!じゃ、おやすみ。>
<おやすみ。また明日ね!>

明日も奈未に会えるのかー……

ってかマネージャーって…。

俺毎日大丈夫か…?

……ってか俺何言ってんだよ。
キモイだろーが。

あー……俺は奈未にベタ惚れだな…。

俺だけ奈未は見てくれねーかな…。

俺だけに奈未は笑ってくれねーかな…。

もっと奈未を知りてーな…。


俺は再びバスケットボールを持って練習を始めた。
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