[完]バスケ王子に恋をして。

これでいいのか?~春樹side~

俺はバスケが終わって奈未に

「さっきはゴメン。大丈夫だったか?」

とメールを送った。

あの時の奈未はビショビショに濡れていて不覚にもドキッとした。

しばらくすると

「大丈夫!!気にしてないから。あっ!!日向くんにも言っといて?」

と返信が来た。



奈未達がいなくなった後、日向は

「あー…どうしようー…夏恋に嫌われるーぅ…」

と怯えていた。

夏恋とやらは奈未にジャージを貸すと言った女らしい。

お嬢様顔で、気が強い感じの子にも見えたが、出る途中でつまづいてコケてた。
どうやら中身はドジらしい。

「へー…お前あいつのこと好きなんだ」
「ばっ!!違っ!!ちげーし///」

日向はすごく焦っていた。

「春樹ー!!」

そんなことを考えていると後ろから俺を呼ぶ声がした。
< 75 / 447 >

この作品をシェア

pagetop