[完]バスケ王子に恋をして。
「そっか……。じゃ、携帯貸してくれ。赤織に電話掛けるから」
え……?
赤織……?
……赤織って……春樹だよね……?
「な……んで春樹に電話掛けるの?」
なぜか震えている声を抑えて海斗に聞いた。
「ああ……一緒に奈未のこと探してくれてんだよ。でも俺番号知らねーから」
海斗は思い出したように教えてくれた。
嘘……でしょ……?
春樹が私を探してる……?
そんなの……嘘でしょ……?
「奈未?どーした?」
海斗が心配そうに見つめる。
「ああ……大丈夫!!携帯ね!!はい!!」
海斗に心配掛けないように明るく携帯を渡した。
「サンキューじゃ、電話してくる」
海斗は廊下に出て行った。
え……?
赤織……?
……赤織って……春樹だよね……?
「な……んで春樹に電話掛けるの?」
なぜか震えている声を抑えて海斗に聞いた。
「ああ……一緒に奈未のこと探してくれてんだよ。でも俺番号知らねーから」
海斗は思い出したように教えてくれた。
嘘……でしょ……?
春樹が私を探してる……?
そんなの……嘘でしょ……?
「奈未?どーした?」
海斗が心配そうに見つめる。
「ああ……大丈夫!!携帯ね!!はい!!」
海斗に心配掛けないように明るく携帯を渡した。
「サンキューじゃ、電話してくる」
海斗は廊下に出て行った。