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「エル、甘党のお客様よ。案内して差し上げて」

「はいっ!」



エルと呼ばれた少女―――とは言っても、もう20は越えているのだが―――は、幼さの残る笑顔でにこっと笑いながら来客を二階へと案内した。
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