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今度こそ俺は自室に戻り、布団に潜り込む。





下から夕飯だと叫ぶエルの声が聞こえた。

あぁ、もうそんな時間だったのか。確かに薄暗くなってきたな。
ぼんやりと考え、寝たふりをして返事はしなかった。
体調が悪いという設定になっているし、流石のエルもたたき起こしには来ないだろう。





考えることが多すぎて頭がパンクしそうだ。
あれを見つけてしまってからは頭痛も止まないし、今日は眠れないかもしれないなとぼんやり思った。
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