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外は少しずつ光が射し始めている。
時計を見るともう五時半になろうとしていた。



「お前、今日だって仕事だろ。あんまり寝てないみたいだけど大丈夫か？」
「大丈夫だよ！今までだって夜更かししちゃう日とかあったしさ」


多少疲れの残る顔ではあったが、本人がそう言うなら俺が口を挟む問題でもないだろう。



部屋から出るエルの背中を見送る。

少し気分が落ち着いたせいか欠伸が出た。
エルには悪いが俺はもう一眠りさせてもらおうと思い、再びベッドに潜り込んだ。