永遠 〜海に消えた恋〜
隆はもう、待ち合わせ場所にいた。

「ごめんね!遅くなって。早いね?」

「そうかな。大丈夫だよ。待ってないし。」

やっぱり馴れない。

静かな風が吹いていた。

「ねぇ、今日は私に任せてね!」

そう言って私は走り出した。

隆は笑いながら私の後ろについてきてた。
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