永遠 〜海に消えた恋〜
私達は隣に並びながら歩いた。

なんか恋人っぽい。

「ねぇ、知ってる?右田さんと澤村君付き合ってるんだって〜。」

紛らわすように、私が話題をふった。

「マヂ!あいつらやるな〜〜。羨ましいぜっ。」

「恋人募集中なの?」

「まぁな〜。」

「じゃあ、海美がなってあげよっか!?」

少しかわいこぶって、隆の顔を覗いた。
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