永遠 〜海に消えた恋〜
開会式も終わり、列に並んで山を登り始めた。

「行きは楽々なんだよねん♪♪」

私は、ペースを上げながら歩いた。

「水月。ペース上げると後から辛いかんな。」

隆がちょっとバカにしたように言った。

「大丈夫だも〜〜ん。海美は隆みたいに運動神経悪くないし!」

「よく言うよなぁ。」

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