永遠 〜海に消えた恋〜
少し歩いたところで、てっぺんにはまだ遠い。

息も切れて、話す事も疲れてきたところだった。

急にめまいがして、よろついた。

「海美!?大丈夫?」

純ちゃん達が口を揃えて言う。

「うん。なんか、ちょっと疲れた。」

苦笑いしながら言った。

私は、それ以外なにも言わずに歩いた。

太陽が照り付けて、私のペースも落ちてきたところだった。

一番前当たりにいた隆が走ってきたのが見えた。

「具合…悪いの?顔色悪いけど。」
< 38 / 38 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Love Struck in Sea
波花/著

総文字数/10,054

恋愛(その他)39ページ

表紙を見る
明日を生きて
波花/著

総文字数/614

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る
Suiteカルテット
波花/著

総文字数/10,727

恋愛(その他)35ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop