永遠 〜海に消えた恋〜
口をふさがれて声がでない。

私は、今の状況が分からずふらついて、倒れてしまった。

そのせいか、泥が飛び散り、服を脱がした男の顔についた。

「なめやがって。」

怒り狂った男は、私の顔を殴ろうとした。

私は目を閉じて、もう無理だ!と思った瞬間。

バキッバキッバキッ

ドタッ

あれ…痛くない。

ゆっくりと目を開けた。
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