恋文 -遠恋-


「・・・はぁ」

1時間かけて、こんなありきたりな


手紙しか書けない自分にため息がでる。



「りあ、どしたの?そんな大きなため息ついて(笑)」



親友の愛(あい)がスマホから顔を上げ



にやにやしながら言った。



「翔に手紙を書こうとおもってさ。

 でもなかなか、上手くいかないんだよね・・・」


翔はあたしの彼氏。

世界で一番大切な人。




「あー…翔くんに?遠距離になっちゃったもんねぇ…」




「うん…仕事の都合とか言って、急にいっちゃったもん!
 
 ホント酷いよね(笑) あたしも連れてけっつーの(笑)」




「あんたまだ高校生だし、連れてくとか無理っしょ(笑)」




「そうだけどさぁ・・・」



< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop