この気持ち ずっと…
「あっ、お母さん!」


「遥香!大丈夫なの?」


心配してお母さんが来てくれたんだ。


「大丈夫だよ!」


「あっ、看護士さんが明日退院できるって」


「よかったぁ~」


「あっかなとさん?もう夜遅いし私たちがいるから帰っていいよ!」


「いいです僕がいますので、疲れていらっしゃると思いますし…」


「そう…お願いします。」


お母さんはいそいそ帰っていった。


「安心して寝なよ!もう夜だし」


「ありがと!私好きだよ、優しいひと。」


私は照れ臭そうに言った。


かなとはそれを聞いて顔を赤く染める。
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