好きなんて言えないよ。
「じゃー、俺は炭とかトングとかその他もろもろ持ってくるー」


紺野君がそう言って立ち上がった。



そっか炭とかはトングは置き場所がありそこから取って来なければならない。





「あ、私も行く!」


一人じゃ大変そうだしね。



「俺は待ち当番ー」


間々原君がラッキーというように席から動こうとしない。



「お前…一番楽な役だな」



「いいだろー。いってらっしゃい〜」



間々原くんは手をヒラヒラさせながらケラケラ笑ってる。



「あいつめ〜。あとでたくさん働かせようぜ、逢瀬♪」



「ふふっ。そーだね♪」



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