好きなんて言えないよ。
わたしと紺野君は恋梨ちゃんと桜ちゃんのところへと戻ってきた。
「なー、聞いてくれよ〜。逢瀬さ、いきなり男みたいな声出して倒れたんだぜ〜」
「ちょ、紺野君!その話はもう忘れてよ!」
なんの前触れもなく二人に話すから私はあたふたしてしまう。
しかも何故かとっても楽しそうだし…!
私はふと恋梨ちゃんと目が合ってしまった。
その話が不愉快だったのか恋梨ちゃんは急いで私から目をそらす。
あ…っ。やってしまった…。
これはやっちゃいけないことだったのかな。
いや、でも事故だし…。
「ふふふっ、十和ちゃんおっちょこちょいなんだねっ」
そうやって和やかな雰囲気にしてくれたのは何も知らない桜ちゃん。
良かった…桜ちゃんがいてくれて。
「いや、あれは事故なんだよ?」
「あれ計算して出してた声なら俺笑いが止まらないわ…くくく」
紺野君まだ笑ってるし…。
と、その時
「こらーーー!お前ら二人俺を置いてっただろー!?!?」
数メートルから間々原君が大きな声で私たちに向かって言った。
手を上げてちょっとふてくされてる。
「なー、聞いてくれよ〜。逢瀬さ、いきなり男みたいな声出して倒れたんだぜ〜」
「ちょ、紺野君!その話はもう忘れてよ!」
なんの前触れもなく二人に話すから私はあたふたしてしまう。
しかも何故かとっても楽しそうだし…!
私はふと恋梨ちゃんと目が合ってしまった。
その話が不愉快だったのか恋梨ちゃんは急いで私から目をそらす。
あ…っ。やってしまった…。
これはやっちゃいけないことだったのかな。
いや、でも事故だし…。
「ふふふっ、十和ちゃんおっちょこちょいなんだねっ」
そうやって和やかな雰囲気にしてくれたのは何も知らない桜ちゃん。
良かった…桜ちゃんがいてくれて。
「いや、あれは事故なんだよ?」
「あれ計算して出してた声なら俺笑いが止まらないわ…くくく」
紺野君まだ笑ってるし…。
と、その時
「こらーーー!お前ら二人俺を置いてっただろー!?!?」
数メートルから間々原君が大きな声で私たちに向かって言った。
手を上げてちょっとふてくされてる。