好きなんて言えないよ。
結果は数点差で間々原君と恋梨ちゃんペアの勝利だった。


私たちはボーリング場の近くの公園で足を止めた。


そして間々原君と恋梨ちゃんはベンチは腰をかけた。



「俺、500mlのコーラ」


「私ねー、紅茶ー」


2人は自分が買って来てほしい飲み物を口々と言う。


「私と間々原君はここで待ってるから近くのコンビニ行って来てー」


恋梨ちゃんはダルそうに言う。


「ほらほらー、いってきてー」


「…行くか、逢瀬」



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