好きなんて言えないよ。
「ごめん、驚いたよね??」




そう言うとあたしの近くに来て、カバンから転がったものを拾ってくれた。




「びっくりした~、あ、ありがとう!拾ってくれて」




紺野君は全部拾い終わった事を確認して、あたしに渡してくれた。




「つか、悪いの俺だしね。あ、逢瀬さんの椅子の下に1個転がってる」




紺野君がそう言ったからあたしが拾おうとしたとき、



………あっ///。




紺野君の手とあたしの手が重なった。




それと同時にあたしは手を引っ込めた。






< 49 / 256 >

この作品をシェア

pagetop