好きなんて言えないよ。
げ、ホントだ…。
めっちゃ、外暗いじゃん!


外はもう太陽は出ていなく、ポツンと月だけが登っている。




あたしは呆然と外を見つめることしか出来ない。



そしたら、紺野君が



「やっぱ、迷惑じゃなければ送るわ」



そう言って自分のカバンを持った。



え、えええ!?
紺野君があたしを送ってくれる!?



その言葉を聞いてただ驚く事しか出来ないあたし。



「え、悪いよ!」



「いや、だって遅くなったのは俺のせいだし。チャリ通?」




「あ、え、チャリ通…だよ!?」




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