好きなんて言えないよ。
ー数日後ー



「紺野君、ほんと面白い~」



笑いながら梨恋ちゃんが紺野君と話していた。




梨恋ちゃんはあたしに紺野君が好きだと言った時から紺野君に話しかけるようになっていた。




あたしのところへ来ると、梨恋ちゃんは必ず紺野君にも話しかけるのだ。




「俺をそんな褒めても何もでねぇーよ??」




照れながら話す紺野君。




「今度ジュース奢ってくれてもいいよぉ~」




笑いながら話す梨恋ちゃん。



それの会話に入れず、ただただ見ることしか出来ないあたし。





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