好きなんて言えないよ。
「あっ、おいっ!!!」



あたしは紺野君の言葉を無視して他の所もちゃっちゃと書き終えた。



よしっ!!!




あとは提出するだけだ。





「じゃぁ、あたし提出来くるね」




そう言って立ち上がると




「あっ、俺行くからいいよ」




そう言って日誌を取ろうとした時にあたしの手と紺野君の手が触れた。




ぎゃっ。




あたしは急いで紺野君の手が触れた手をさっと自分の方へ寄せた。




あっ、当たっちゃったよ。




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