【続】愛を、このカラダに焼きつけて。
「ご、ごめんなさいっ…
真央さん、手…っ」
「冷やせば大丈夫だから…
それより、掃除お願い。」
床に散らばった液体をなんとかしないとね…
ふぅ…危なかった……
私は少し安心しながら、急いでお手洗いへと向かった。
「……もういいかな」
十分に手を冷やし、私がお手洗いから出ると…
「! 爽介くん!?」
お手洗いの前で、爽介くんが待っていた。
「どうしたの?
掃除は終わった?」
「はい、終わりました…。
それより真央さん…手、大丈夫ですか…?」
「うん、すぐ冷やしたし、大丈夫だよ。」