気まぐれ彼等とふわふわ猫
『んにゃっ』

優「…ありがとう、そんな風に言ってくれて。僕、怖かったんだ…暴走族ってだけで周りの人達が離れていくこと。でもさ…いいんだよね。わかってくれる人が一人でもいれば、いいんだよね。夢宇ちゃんみたいな人がいれば、もう怖くないや」


『優さんは大丈夫だよ、きっと。』

優「うんっ」

そう言って優さんは私の頭を撫でている。

頭を撫でられ、気持ち良くて目を細める。

優「可愛いっ!!」

『…ん?』


棗「無自覚ですか…」

雷都「これは大変だ」


何のことだろう?


『それじゃあ私はもう行くから』
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