気まぐれ彼等とふわふわ猫
『はぁ・・・』

優「夢宇ちゃん、ここにおいで？」

優さんが自分のとなりをポンポン叩きながら呼んでくる。

その仕草にキュンッ。とした私は優さんの隣に座ることにした。

座ったのはいいけど何もすることがない。

棗さんはパソコンで何かしてるし、大輔さん、は電話してるし、瑠樹さんは寝てるし、彼方さんは雑誌見てるし、雷都さんはいないし、優さんは私の髪をくるくるして遊んでるし・・・暇だ。

暇だな、と思って部屋をぐるりと見回してみる。


部屋の真ん中には長いテーブル、その周りには彼方さんが座ってる白いソファーと黒い三人用のソファーが二つテーブルを挟んで向き合うように置かれていて、二人用のソファーが白いソファーとテーブルを挟んで向き合うように置かれてある。

白いソファーの後ろの壁には“空龍”と金色で書かれた文字の旗。

文字の後ろには青い龍が描かれていてとてもかっこいい。


部屋に入って左にはドア、右にはテレビと何かの機械。

左のドアのとなりには何かの書類がいっぱい置いてある棚があって、そのとなりには観葉植物が置かれている。

< 46 / 187 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop