御曹司の秘書さんのため息◆

昴様はまだ納得いかないようで、
ぶつぶつ 文句をおっしゃってらっしゃる。



まぁ、
仕方ないな。

なんだかんだで
一週間 有給を取ったし?

まぁ、彼なりに心配はしてくれてたし?




サービスだとでも思うとするか。






「・・・昴様。
 私は、あなたと 仕事がしたいですよ。

 それだけの理由では足りませんか?」


「 !! ・・・武!!」


満面の笑みが返ってきた。


「そっかー、そっかー、
 そうだよな。
 俺と仕事したいよなー。」

「・・・。
 調子に乗らないでください。凡ミスしますので。 
 ってか、にやにや しすぎて 気持ち悪いです昴様。」


「ははは。そんなこと言って、俺とが一番 仕事しやすいんだろー?」


だ か ら、

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