御曹司の秘書さんのため息◆
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「だから、今度 彼と結婚することになったのよ。」
「へぇ、おめでとう。」
「ふふ。ありがとう。」
ユナはそういいながら、
武の首に腕を回した。
武はそれにこたえるように、
頭に一つキスを落としてから、
そのままほほを食べるように下りながら
ユナをベッドに押し倒した。
「じゃぁ、しばらく会えないな?」
「そぉよ。
だから、しっかりと味わって。」
くすくすユナは笑いながら
武のシャツを脱がせた。
武はにやりと笑ってそのままユナにキスした。
ほら、
やっぱり俺って都合のいい男。だろ?
なんて心の中でつぶやきながら。