ama-oto
「おいしい?」
こくんとうなづくことしかできなかった。にっこり笑いながら、清人がスプーンの柄を私に向けた。
「ちょうだい。」
その言葉にドキッとして、心拍数がさらに上がった。なんだか落ち着かない。
「アイス、溶けちゃうよ。」
ニコっと笑った清人からアイスのカップとスプーンを受け取り、ひと匙すくって、清人の口の中に落した。軽く目を閉じて、アイスを飲み込む清人にドキドキしてしまった。上下する喉元が、なんだかなまめかしくて、目が離せなかった。
「おいし。」
なんだか恥ずかしくて、清人をまっすぐ見ることができなくなってしまった。うつむいたまま、アイスを清人に渡した。受け取った清人がまた何かを考えながら、アイスを見つめていた。なんだか照れてしまって、清人を見ることができずにうつむいて、自分の膝に顔をうずめた。
こくんとうなづくことしかできなかった。にっこり笑いながら、清人がスプーンの柄を私に向けた。
「ちょうだい。」
その言葉にドキッとして、心拍数がさらに上がった。なんだか落ち着かない。
「アイス、溶けちゃうよ。」
ニコっと笑った清人からアイスのカップとスプーンを受け取り、ひと匙すくって、清人の口の中に落した。軽く目を閉じて、アイスを飲み込む清人にドキドキしてしまった。上下する喉元が、なんだかなまめかしくて、目が離せなかった。
「おいし。」
なんだか恥ずかしくて、清人をまっすぐ見ることができなくなってしまった。うつむいたまま、アイスを清人に渡した。受け取った清人がまた何かを考えながら、アイスを見つめていた。なんだか照れてしまって、清人を見ることができずにうつむいて、自分の膝に顔をうずめた。