ama-oto
15
ついてない。今日は何度、この言葉をつぶやいだたろうか。
昨日、前々から用事があるということもあって、清人が来なかった。仕方無いと思いつつ、なんだかさみしい気持ちになり、文献を読みながらお酒を飲み、気がつくと机に突っ伏していた。体が痛くて気がついて、ベッドに移動して、そのまま深く深く眠ってしまった。
その時、携帯の存在に気が付いていればよかったのだけれども。
目覚ましのアラームをセットしている携帯が、充電し忘れていて、鳴らなかった。気がつくと、時計はいつもの起床時間をとっくに過ぎて、もうすぐお昼という時刻を指していた。
やってしまった。
今日は学部生ゼミのサポートのための事前打ち合わせをする予定だった。教授との約束時間は13時。とりあえず、それなりに身だしなみを整え、手近にあったパンをかじり、適当に机の上の、今日必要になりそうなものをひっつかんでカバンに入れた。
バタバタと家を出て、階段を降りたところで、携帯の存在を忘れたことに気が付いた。
ついてない。
降りた階段をダッシュで昇った。携帯と電池充電のグッズをひっつかんで、カバンに入れた。
今ならまだ何とかなる。そう、何とかなるさ。そう自分に言い聞かせて、急く気持ちをなだめつつ歩いた。しかし、何とかなるけれども、ついてない出来事は続いた。
昨日、前々から用事があるということもあって、清人が来なかった。仕方無いと思いつつ、なんだかさみしい気持ちになり、文献を読みながらお酒を飲み、気がつくと机に突っ伏していた。体が痛くて気がついて、ベッドに移動して、そのまま深く深く眠ってしまった。
その時、携帯の存在に気が付いていればよかったのだけれども。
目覚ましのアラームをセットしている携帯が、充電し忘れていて、鳴らなかった。気がつくと、時計はいつもの起床時間をとっくに過ぎて、もうすぐお昼という時刻を指していた。
やってしまった。
今日は学部生ゼミのサポートのための事前打ち合わせをする予定だった。教授との約束時間は13時。とりあえず、それなりに身だしなみを整え、手近にあったパンをかじり、適当に机の上の、今日必要になりそうなものをひっつかんでカバンに入れた。
バタバタと家を出て、階段を降りたところで、携帯の存在を忘れたことに気が付いた。
ついてない。
降りた階段をダッシュで昇った。携帯と電池充電のグッズをひっつかんで、カバンに入れた。
今ならまだ何とかなる。そう、何とかなるさ。そう自分に言い聞かせて、急く気持ちをなだめつつ歩いた。しかし、何とかなるけれども、ついてない出来事は続いた。